母にカム 2017 2/22
こんばんは、FTMのTaKuです!
去年の2017.2.22に初めて母にカムをしました。
これはその日に書いた俺の日記です。(ブログ以外にちょいちょい日記をつけてるw)
ブログで読みやすいように補足はしてるが、ほぼ2017.2.22に書いたままなのでその日だと思って読んでほしい。
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今日は初めてお母さんにカムをした。
ずっとカムするタイミングを探していて、家で、手紙で、メールで、色々なシチュエーションのイメージトレーニングを何年も何ヶ月もしてきたが、言おう。っと思っても中々言えないでいた。
しかし、突然その日(カムの日)が訪れる。
お母さんに、マッサージしに行くから車で送ってと頼まれた。何年も言えなかったのに、不意に今日言おうと思った。(本当に直感的な感じでそう思った。)
そして、そのマッサージ屋さんに送っている途中の車の中の話だ。
今度の卒業式メンズスーツで行こうと思う。と伝えると、いいんじゃない?と言われて話がすぐ違う話題に…笑
(ちなみに、専門の入学式、メンズスーツで行きたい。というと、性別通りの格好で行くのが常識だから、レディーススーツで行きなさい。と言われ、嫌々でレディーススーツで行った。成人式の時は振袖着たくなかったから行かないと行っていたが、本当は行きたかったから内緒でメンズスーツをオーダーメイドしてそれを着ていった。だから、いいんじゃない?という言葉にはびっくりだった。)
今回も卒業式でまたレディーススーツで行きなさい。と言われるのが嫌でずっと言えずにいたが、今回はカムするということで、遠まわしにメンズスーツから始めて、最後に男になりたいからだ。と言おうとしたら、母の最近の話が始まった。笑
で、めげずにもう1度…
近々精神科で性同一性障害の診断をもらいに行こうと思う。と伝えた。
へーなんでまた?と笑いながら言われたから(深刻な顔されなくてホッとした)、男になりたいからだ。本当は自分のことを男だと思ってるんだ。と結局直球で伝えた。
それを聞いた母は、笑いながら聞いてくれる時点でお母さんの心の広さを感じた。
もし診断書降りてお金が溜まったら男になる。
まずはお金を貯めるために働いて、数年でやめれそうな病院に就職することにしたのはそのためだ。と伝えた。
(本当に1番就職したかった病院ではなく、給料がいいから、技術を磨くための病院という理由のみで就職した病院であったため、母は内定先が俺の入りたかった病院でなかったことに驚いていたからその理由を伝えた)
(母は、)ちゃんと考えてるんだね、診断書をもらうとどういうメリットがあるの?と聞かれた。
診断書をもらうと治療ができるんだと答えた。
ホルモン注射は副作用が辛いよと言われた。(母は看護師であり、そういう人も何人も見てきて、また、母も出産の時に女性ホルモンだがホル注をしたことがあるらしく、それが尋常じゃなく辛かったらしい。)
だが俺は、それも調べて理解してる。と答えた。
お金が貯まって男になって、まだ余裕があれば他の国家資格も取りたい。と伝えると、資格を取るなら一緒に頑張ろうね。と言ってくれた。(母は国家資格3つもっていて、今4つめを取るために勉強している)
とここで、母は車を降りて話が終わる。
細かい話はできなかったけれど、一歩前進できた気がする。
また改めてお母さんに話して、これからのことを伝えていく。
いつか自分に出来る、自分にしかできない最高の親孝行をしたい。
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とここで、俺の日記は終わる。
こんな感じで初めてのカムだった。
勇気もいったけど言えて本当に嬉しかった。
改めて母に男になると再確認したときのこと、改名の名前を決めた時のことについてまたブログ更新しようと思うのでお楽しみに!
楽しみではないか!笑